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<他言語サイト>国別WEBデザインの傾向

日本でも多くの企業がグローバル化している現在、日本語をはじめ英語や中国語、韓国語などに対応した他言語サイトを制作する機会が多くなっています。

他言語化サイトの考えとしては、最初にベースの言語でデザインを作り、他言語切り替えでテキストの差し替えを行い、同時に必要なら色使いやデザインテイストの一部差し替えをして、その言語の国により合ったものにします。

また、日本における他言語サイトは、日本語サイトと別にグローバルサイトとして、何カ国語に対応した独立サイトを作る場合も多いと思います。

他言語対応するには言語の変更はもちろん、国によって好まれるデザインのテイストやカラースキームが異なります。そんな国別の大まかなテイストを、今回は日本、アメリカ、カナダ、中国、韓国に焦点を当ててそれぞれ見ていきます。

まず、デザインテイストは賑やか系とスタイリッシュ系の2つに大きく分けることができます。

賑やか系(たくさんの情報や色を使う)

  1. 日本

  2. 中国

スタイリッシュ系(少ない情報でミニマルデザイン)

3. アメリカ

4. カナダ

5. 韓国

それでは、1つずつ例と一緒に見ていきましょう。

 

1. 日本

ショッピングサイトは、特にごちゃごちゃしていますね。隙間なく埋められた画面を見るだけで疲れてしまい、どこを見ていいか分かりません。

日本では情報量の多いサイトほど、一つひとつの情報が所狭しと並べらる傾向にあると思います。それぞれが主張していて、文字も色数も多く、忙しいです。

サイト全体が「全部見て!全部大事だから!」と言っているように感じます。。

 

2. 中国

中国語のサイトを作る場合、中国語簡体字と中国語繁体字の2種類の文字を用意します。

デザインは日本と同じく中国も賑やか系です。

しかし、色使いでは日本より中国の方が派手な傾向にあると思います。なぜなら、中国では赤色がとても縁起がいいとされているので、赤を多用する傾向にあります。

逆に、黒は悪、闇、非合法といった悪いイメージがあります。白には葬式のイメージがあるそうで、縁起の悪い色とされているそうです。

よって、中国向けでは白黒のデザインは避けたほうがよいでしょう。

 

3. アメリカ

見せるものと抑えるもの、強弱が巧妙にできています。サイトが見てほしい情報にしっかり誘導され、気持ちいいです。

情報は最小限の内容でスタイリッシュです。

 

4. カナダ

同じ北米なので、カナダは基本的にアメリカのデザインスタイルと同じミニマルデザインです。

フランス語もカナダの公用語なので、フランス語切り替えも用意されています。

 

5. 韓国

韓国のデザインの傾向はスタイリッシュなんです。日本や韓国と近いので騒がしい系なのかな?と思っていたので意外でした。

写真を大きく大胆に使うようなデザインが多いなと思います。

 

日本のデザインがごちゃつくのはなぜ?

私は2つの大きな理由があると思います。

1、文字

日本のデザインは英語、漢字、カタカナ、ひらがな、と4種類の異なる文字を使うことも騒がしさの大きな要員だと思います。特に漢字は1文字に多くの意味が含まれていて、まとまりがありません。(中国も同じですね)

日本語フォントはデータが重く、WEBで好きに使うことは難しいですしね。

2、文化

日本の消費者は豊富な情報によって安心感を得て、購入を決意する傾向にあります。忙しい画面=安心感。きれいなデザインやシンプルなコピーだけでは、簡単に購入を決められません。

さらに日本の文化として、周りから目立つことは好まれません。情報ベースのデザインが好まれる日本のスタイルから大きく外れて、奇抜であったり攻めるタイプのデザインは、なかなか認められません。

 

日本と欧米スタイルのデザインでは、大きな違いがあります。最初に書いたように、日本語サイトと別にグローバルサイトとして、何カ国語かに対応した独立サイトを作る会社も多いのは、このデザインの違いのためも1つあると思います。

しかし、すでに日本を代表するグローバル企業は素敵なデザインで機能的なサイトを持っています。

今後さらにグローバル化していく日本も、「忙しい」だけでなく「ゆとり」のあるグローバルWebデザインを視野に入れていけるといいと思います。

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